下痢原因となる病原細菌のガングリオシドプローブを用いた病原毒性の診断
研究代表者 |
和田 昭裕 長崎大学, 熱帯医学研究所, 講師
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研究期間 (年度) |
2008
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概要 | コレラ等の下痢症は、未だに猛威を振るっており、先進国においても流行する可能性がある。現在の確定診断は、病原遺伝子の検出によるものだが、従来の方法では遺伝子変異の早い病原細菌、あるいは未知の細菌が検出できない可能性がある。本申請の方法は、ガングリオシドをツールとして用いて、病原毒素そのものの検出を試みるもので、将来的には未知の病原性下痢症にも対応できる診断方法の確立を目指す。
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