糖尿病発症における性差を利用した糖尿病治療薬の開発
研究代表者 |
稲田 明理 九州大学, 医学研究院SSP幹細胞ユニット, 特任准教授
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研究期間 (年度) |
2008
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概要 | 男性は女性に比べて糖尿病の発症率が高いものの、60歳以上では女性の方が糖尿病人口は多いとされている(WHOの統計による)が、これら性差の原因解明の研究は、ほとんど無い。申請者が開発したTgマウスでは、性差が明確で、メスの大半の血糖値は回復している。そこで本研究では、女性ホルモンが作用する標的分子を同定し、その分子を活性化させる糖尿病治療薬の開発を目指す。
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