有機ラジカルを用いたDNA型及び高分子型新規MRI造影剤の構築
研究代表者 |
唐澤 悟 九州大学, 大学院薬学研究院, 准教授
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研究期間 (年度) |
2008
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概要 | 有機ラジカルをMRI造影剤のプローブとして用いる場合、臨床で汎用されているガドリニウム錯体に比べ低毒性であるという利点はあるが、感度(水プロトン緩和能)が低いことが問題点となる。本課題においては、スピン源を持つ分子のサイズを大きくすることで感度が上昇するという一般則に従って、DNAや樹状型分子に着目した。これら高分子化合物に複数個の有機ラジカルを導入することで、感度が高く、無毒性のMRI造影剤構築を目的に研究を遂行する。
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