大腸がん細胞の浸潤・転移に対する新規阻害剤の開発に向けた基盤研究
研究代表者 |
鈴木 淳史 九州大学, 生体防御医学研究所/器官発生再生学分野, SSP学術研究員(特任准教授)
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研究期間 (年度) |
2008
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概要 | 大腸がんの患者さん全体の20030%ほどには転移(主に肝臓への転移)が認められ、それら転移したがんが原因で亡くなるケースも少なくない。本研究では、大腸がんの転移に対する予防と治療を可能にする革新的ながん薬物療法の開発に向けた基盤科学のひとつとして、大腸がんの悪性度が進行する過程で大腸がん細胞集団中に発生する浸潤・転移能を獲得した細胞を解析可能なモデルマウスを開発し、その有用性を評価する。
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