衝撃波負荷による植物油の搾油効率化技術の確立に関する研究
研究代表者 |
嶽本 あゆみ 熊本大学, 衝撃・極限環境研究センター, 技術補佐員
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研究期間 (年度) |
2008
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概要 | 音速を超えた速度で伝播する衝撃波は、伝播媒体物質の密度境界面で透過波と反射波とに分かれる。この際生じる負圧力は、伝播媒体物質に対してスポーリング破壊をもたらす。植物細胞に衝撃波を負荷した場合、細胞壁表面等が破壊作用を受けるため、植物からの抽出効率が高くなる。すなわち植物油を得るために用いられている現行圧搾手法の前処理とすることで、現行の溶剤使用に替わる搾油技術の確立が期待される。
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