PCD製マイクロ研削工具の開発とナノメータ研削への応用
研究代表者 |
天本 祥文 福岡工業大学, 工学部 知能機械工学科, 助教
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研究期間 (年度) |
2008
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概要 | 近年、レンズのサイズは微細化する傾向にあり、レンズ金型の仕上げ加工に既存の研磨技術が使えなくなる可能性が出てきた。そこで本研究では、超硬合金製のサイズが1mm以下の金型を、粗さ10nmRz以下の非球面レンズ形状に短時間で成形できる、焼結ダイヤモンド(PCD)製のマイクロ研削工具を開発することを、狙いとして取り組むこととした。この研究成果は、家庭用白色電球に完全に置換されることが見込まれる白色LEDの金型にも、適用される可能性が極めて高い。
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