研究代表者 |
亀川 克美 産業技術総合研究所, バイオマス研究センター, 主任研究員
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研究期間 (年度) |
2008
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概要 | タイヤの補強素材として欠かせないカーボンブラックは重質油を高温で熱分解することにより製造されている。一方、木材を原料とする製紙プロセスにおいては大量のリグニンが副生するが、この再生可能資源の多くが焼却されている。ナノサイズの分子素材であるリグニンと無機化合物がナノレベルで複合化した材料を急速相分離により調製し、それを熱分解することによりカーボンブラック類似の炭素ナノ微粒子を製造する方法を確立する。
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