研究代表者 |
浅野 喜博 愛媛大学, 大学院医学系研究科, 教授
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研究期間 (年度) |
2008
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概要 | 悪性メラノーマは皮膚ガンの一種で、転移により生命に関わる場合もある悪性度の高い腫瘍である。本研究では、遺伝子操作でリステリア菌の病原性を完全に除くとともに、宿主に強く免疫応答を誘導するリステリア菌の機能を残し、かつ強い腫瘍抑制効果を誘導可能な、安全で効率の良い遺伝子操作菌を作製する。これを用い、悪性メラノーマをモデル疾患として、従来の治療方針である「外科的な腫瘍の除去と術後の化学療法や放射線療法を行う」に代わる、新しいガン治療法開発を進める。
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