レプチン感受性変更を介した新規機構による食物繊維の抗肥満効果の検討
研究代表者 |
岸田 太郎 愛媛大学, 生物資源学科, 講師
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研究期間 (年度) |
2008
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概要 | 食物繊維が抗肥満効果を持つかは、その機構も含め未だ論争の最中にある。先の研究で我々はビート食物繊維が、高脂肪食摂取ラットにおいて摂取エネルギー及び体脂肪を低下させることを見出し、その際レプチンレセプター(LR)の視床下部遺伝子発現が増加していることを見出した。本研究は、ビート食物繊維摂取による視床下部LR 遺伝子発現の増加が摂取エネルギー量の低下に関与するを、LR 欠損ラットを用いて明らかにし、さらにLR 発現の増加に関与する食物繊維の性質を調べ、機構を解明することを目的とする。
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