ソルボサーマル反応による酸素還元触媒用硫化物の合成
研究代表者 |
柳澤 和道 高知大学, 理学部附属水熱化学実験所, 教授
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研究期間 (年度) |
2008
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概要 | イオウの沸点は444.6°Cであり、高温での反応ではイオウが気相に移行してしまうために、硫化物の合成は、金属とイオウとの閉鎖系や硫化水素気流下での高温反応により実施されてきた。この方法では得られた硫化物粒子は非常に大きく成長してしまい、比表面積が小さいために触媒としては使用できない。本研究では、高温高圧下の有機溶媒中で、比表面積の大きな、微細な粒子からなる硫化物を合成する手法を確立し、高性能な酸素還元触媒を開発することを目的とする。
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