研究代表者 |
田中 潤也 愛媛大学, 大学院医学系研究科, 教授
|
研究期間 (年度) |
2008
|
概要 | 脳梗塞が発症し、虚血に陥った病巣核心部では神経細胞死が起こる。病巣には、骨髄由来の球系細胞BINCsが集積し、病巣核心部で増殖するようになる。BINCsは、病巣拡大に対しての防波堤的な役割を果たしているが、自然状態ではBINCsの数は十分ではなく、中長期的な脳組織の破壊が進行する。本研究では、脳梗塞の予後改善のため病巣部により多数のBINCsを集積させることを目ざし、BINCsの骨髄からの動員と増殖を促進させる注射剤の開発を目指すものである。
|