白血病細胞増殖機構の網羅的解析・治療戦略決定への応用
研究代表者 |
池添 隆之 高知大学, 血液・呼吸器内科, 助教
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研究期間 (年度) |
2008
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概要 | 急性白血病は人口10万人あたり毎年約5-6人が発症する。既存の抗癌剤治療ではその生存率は40%以下の不治の病であり新規治療法の確立が急務とされる。急性白血病は個々の症例で細胞増殖を司っている細胞内シグナル伝達機構の活性化状況は多様性に富んでいる。これらシグナル活性化状況で予後を予測し患者を層別化して治療法を選択するシステムの構築を目指す。また、白血病細胞で特異的に活性化しているシグナルを標的とした新規治療法の確立のための基礎研究を開始する。
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