入院病棟を対象とした避難誘導計画再設計システムの開発
研究代表者 |
白木 渡 香川大学, 工学部, 教授
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研究期間 (年度) |
2008
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概要 | 巨大地震の発生時、本震の後に直ちに建物内から屋外への避難が求められる。しかし、介助を必要とする入院病棟では、発生直後の速やかな避難誘導は困難であるという理由で、十分な検討がなされていないのが現状である。また、建設当時は避難を前提とした設計がなされておらず、避難誘導計画も現実を反映したものになっていない。そこで本研究では、標準的な中規模入院病棟を対象として、コンピューターによる避難シミュレーションを実施し、現行の避難誘導計画の問題点を明らかにするとともに、効果的な避難経路、避難誘導計画、及び職員配置を再設計するためのシステム開発を目指す。
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