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プロテアーゼ耐性のユビキチン化阻害ペプチドの開発と応用

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 地域事業 地域イノベーション創出総合支援事業 シーズ発掘試験

研究代表者

二川 健  徳島大学, 大学院ヘルスパイオサイエンス研究部生体栄養学, 教授

研究期間 (年度) 2008
概要運動器の廃用性萎縮の原因は、ユビキチンリガーゼ (分解すべき蛋白質にユビキチンを結合させる酵素 ) の異常な活性化である。本研究では、我々自身が発見した競合阻害オリゴペプチドを用いて、運動器 (筋・骨 )の廃用性萎縮治療薬の実用化を目指している。ペンタペプチド を大量に坐骨神経切除マウスの骨格筋に投与した。オリゴペプチドによるユビキチン化阻害や筋萎縮抑制効果は細胞実験から予想されたものより弱かった。その原因は、筋肉内に豊富に存在するアミノペプチダーゼによりペプチドが分解されているためであることがわかった。本研究では、ペプチドの N端を修飾したプロテアーゼ耐性のユビキチン化阻害ペプチドのより強力な筋萎縮抑制効果を in vivoで証明する。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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