光学的機能測定と併用し、光学測定領域内複数点から生体電気を同時計測する為の動物実験用透明電極の開発
研究代表者 |
伊藤 眞一 島根大学, 医学部, 助教授
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研究期間 (年度) |
2008
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概要 | 膜電位の光学的測定法は多数ヶ所から膜電位を同時に記録出来る優れた測定法であるが、光学シグナルが非常に小さい為、呼吸や心拍動などに由来するアーティファクトの影響を大きく受ける。我々は電極を用いて直接記録した膜電位を指標として、ソフトウェア処理によりアーティファクトを大幅に減らすことに成功した。光学測定に影響を与えず、同時に測定領野内数ヶ所の膜電位を直接測定する目的で、透明導電体であるガリウム添加酸化亜鉛を用いた動物実験用透明電極を開発する。
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