嚥下機能の低下した高齢者のためのたんぱく質含有粉末食品の開発
研究代表者 |
栢下 淳 県立広島大学, 人間文化学部, 准教授
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研究期間 (年度) |
2008
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概要 | 日本では、高齢化社会の進展と共に、嚥下障害患者も増加し、適切な食事が提供されないために低栄養に陥ってしまう高齢者も多い。また、肺炎で亡くなる方は、7割が誤嚥性肺炎であるとの報告もある。本研究室では、聖隷三方原病院と共同研究により、摂食嚥下障害者に適する食品物性の客観的な基準を作成した。この基準をもとに、たんぱく質を豊富に含む、肉類を用い、食事基準に適応するような加工食品について検討を行ない、嚥下障害の人に対しても適切な物性のおいしい食事を提供しようと試みる。
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