温度変化で簡便に再生が可能な新しい複合化イオン吸着微粒子の開発
研究代表者 |
後藤 健彦 広島大学, 大学院工学研究科, 助教
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研究期間 (年度) |
2008
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概要 | 工業廃水や地下水へのフッ素やリン酸等の陰イオン溶出が問題となっている。従来、これら有害陰イオンの主な除去方法はイオン交換樹脂による吸着除去であるが、吸着後の樹脂の再生処理に高濃度のアルカリ溶液が必要であり、それが新たな廃棄物となるなどの課題がある。これらの課題を解決するために感温性高分子および陽イオン基を持つ高分子を磁性粒子と複合化し、磁石を用いた回収と温度変化による再生が可能な微粒子型吸着材を開発する。
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