改竄防止と合理化を目的とした建設現場写真の撮影・RFID管理システム
研究代表者 |
藤本 郷史 広島大学, 大学院工学研究科, 助教
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研究期間 (年度) |
2008
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概要 | 構造計算書偽装問題(通称、姉歯事件)以来、建設業界への信頼は損なわれた現状にあり、信頼性を担保するために工事写真は大量に撮影される傾向にある。しかし現状では、デジカメ画像の書換えが頻繁に行われており工事写真の信頼性を著しく損なっている。一方で優良な建設業者は、工事写真の信頼性を確保する目的で、「黒板を写しこむ」方法を採用しているが、建設現場の効率低下が著しい。本研究では、RFID技術を活用して建設現場の合理化をはかるとともに、工事写真の撮影場所を証明する技術を開発して写真改竄の防止を目指す。
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