リンパ管標的リポソームを使ったリンパ浮腫診断用高精度蛍光造影剤の開発
研究代表者 |
大橋 俊孝 岡山大学, 大学院医歯薬学総合研究科, 准教授
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研究期間 (年度) |
2008
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概要 | リンパ浮腫は、さまざまな原因によって生じる慢性疾患である。リンパ管静脈吻合術を確実に行うことによって手術成績が改善されつつある。しかしながら、手術適応の判断基準となるリンパ管の客観的機能診断法は確立されていない。本課題の目的は、リンパ浮腫の早期診断のためのリンパ管特異的造影剤の開発である。我々の持つ分子標的リポソーム技術により、リンパ管内皮をターゲットとした蛍光リポソーム作製と、リンパ管の機能的定量法の確立を行う。
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