概要 | 粒径が2?5nmの範囲におけるAuナノ粒子が低温域においてCOの酸化反応に高い活性効果を示しているが、自動車エンジンの定常作動温度ではAu粒子同士が凝集して失活するため、実用化に到っていない。本研究は高温におけるAu,Agなどの貴金属ナノ粒子同士の凝集を防止するため、ガス中蒸発法にて形成した金、銀ナノ粒子の表面にレーザーアブレーションにより生成した高融点金属(Ti,Ta,W)原子蒸気を固着させて、二元系ナノ粒子を形成させることにより、自動車エンジン低温領域でCO、HC除去する安定な触媒を開発する。
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