浸透圧発電用高水選択透過性モノリシックNPN積層荷電膜の開発
研究代表者 |
比嘉 充 山口大学, 大学院理工学研究科, 教授
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研究期間 (年度) |
2008
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概要 | 浸透圧発電は海水と淡水を用いて高度差約300mに相当する圧力差を僅か長さ1m程度の膜モジュールで実現するため設備投資が少なく、低環境負荷で時間変動が少ないなどの長所がある。本研究では親水性高分子のポリビニルアルコールをベースにした正荷電層(P層)と負荷電層(N層)を多孔質膜の支持材上に交互積層後、不均一架橋構造を形成することで、高塩排除率、高水流束、耐膜汚染性、を有する浸透圧発電用モノリシックNPN積層荷電膜の開発を行う。
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