酵素を用いる“夢の繊維”ポリトリメチレンテレフタレート原料の製造
研究代表者 |
虎谷 哲夫 岡山大学, 大学院自然科学研究科, 教授
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研究期間 (年度) |
2008
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概要 | ポリトリメチレンテレフタレートはポリエステルとナイロンの長所を併せもつ”夢の繊維材料”として注目されているが、原料の1つトリメチレングリコール(TMG)が高価なため未だ広く普及していない。本研究では、グリセロールを酵素法により脱水した後、化学的に還元することで高純度のTMGを安価に製造することを目指す。固定化微生物菌体を酵素の袋として用いることで、変換と生成物分離とを効率的に行う。
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