人間工学に基づいて上肢挙上姿勢の頚肩腕部の筋負担を解消する補助器具の開発
研究代表者 |
宇土 博 広島文教女子大学, 人間科学部 人間福祉学科, 教授
|
研究期間 (年度) |
2008
|
概要 | ブドウやナシの栽培では、頭上約10cm の高さに、鋼線を格子状に張りめぐらせた平面的な棚を設置し、その棚に枝を誘引配置する。一方、果実は目の高さから頭の高さに位置する。枝梢や果実の管理収穫は、作業時間の7割を占める。これらの作業は、手を目の高さから頭上約10cmの高さに上げる上肢挙上姿勢で行うため、身体的負荷が非常に大きい。そこで、上肢挙上姿勢を補助し三角筋と僧帽筋に集中している筋負担を分散させて痛みや疲労を蓄積させない器具を開発する。
|