高効率バイオセパレーションツールとしての微粒子の表面空間設計
研究代表者 |
小野 努 岡山大学, 大学院環境学研究科, 助教授
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研究期間 (年度) |
2008
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概要 | タンパク質などの分離精製コストは非常に高く、穏和な条件下において高効率で分離が可能なバイオセパレーションツールが強く求められている。クロマトグラフィーが微粒子固体表面への吸着現象を利用しているのに対して、本手法では微粒子表面に水溶性高分子鎖をグラフトして溶離液層と水性二相系を構築し、微粒子表面を「面」としてではなく分離のための「空間」として利用した新規の分配型クロマトグラフィーの開発を目指す。
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