研究代表者 |
安川 智之 兵庫県立大学, 大学院物質理学研究科, 准教授
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研究期間 (年度) |
2008
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概要 | 誘電泳動による微粒子の局所集積化に基づく迅速で簡便な免疫測定デバイスの開発を目的としている。分析対象物質を含む溶液中で誘電泳動により抗体修飾微粒子を抗原または抗体固定化基板に瞬時(数秒以内)に集積する。免疫複合体を構築し捕捉された微粒子の数または蛍光強度から定量を行う。固体表面への抗原および抗体の拡散による不均一反応に限定されていた免疫複合体の構築を、微粒子の誘電泳動による集積化により局所領域に強制的に集約し迅速化(5分以内)および簡便化する。
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