研究代表者 |
西山 憲和 大阪大学, 大学院基礎工学研究科, 准教授
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研究期間 (年度) |
2008
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概要 | これまで無機鋳型法によって規則性カーボン多孔体が得られているが、合成が多段階にわたり原料コストがかかるといった問題があった。一方、我々は、無機鋳型を用いずに、有機-有機相互作用を利用してメソポーラスカーボンを1段階で合成する直接合成法に取り組んでいる。本合成手法は従来手法に比べ低コスト化が可能となる。また、無機鋳型剤を用いないため、従来の周期的ナノ構造炭素と異なる細孔構造、周期構造の炭素材料が合成できると期待される。
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