温度応答性ゾル−ゲル転移を示す生分解性ポリマーを用いた医療デバイス
研究代表者 |
大矢 裕一 関西大学, 化学生命工学部, 准教授
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研究期間 (年度) |
2008
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概要 | 室温ではゾル状態で、体温でゲル化するポリマーは、注射によりゲル化するインジェクタブルポリマーとしての応用が期待される。生分解性ポリエステルとPEGからなる、室温-体温間にゾル-ゲル転移温度を有し、ゲル状態で高い力学的強度を示す生体吸収性ポリマーを開発した。本研究では、このポリマーを用いて、薬物徐放型DDS、術後噴霧により膜化する癒着防止材、細胞増殖因子や幹細胞を封入した組織再生材料等の医療デバイス開発を行う。
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