骨導超音波知覚を利用した最重度難聴者のための耳鳴遮蔽装置の開発
研究代表者 |
中川 誠司 産業技術総合研究所, 人間福祉医工学研究部門, 主任研究員
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研究期間 (年度) |
2008
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概要 | 耳鳴の緩和法として、雑音を聴取させることで耳鳴を抑えるマスカー法が知られているが、重度難聴者には必ずしも有効でない。一方、骨導呈示された周波数 20000 Hz 以上の高周波音(骨導超音波)であれば、重度難聴者にも知覚される。本提案では、申請者らが培ってきた骨導超音波技術に耳鳴の知覚特性に沿った最適化を施すことにより、重度難聴者のための新型耳鳴遮蔽装置の開発に取り組む。
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