研究代表者 |
山本 健 関西大学, システム理工学部, 専任講師
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研究期間 (年度) |
2008
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概要 | 医療診断装置や非破壊検査において活躍する超音波映像系の共通の問題点である表面像と内部像の重畳や不均一に起因した画像歪を、超音波の位相共役現象を適用することによって解決することが目的である。検査対象からの反射波を検出し画像化する既存の手法と異なり、時間が反転したかのように振舞う位相共役波に変換し、検出する新しい技術である。位相共役波への変換効率が100%を大きく上回る位相共役増幅器を開発し、今まで画像化が困難であった不均一かつ非平坦対象の高分解能かつ高感度検出が目標である。
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