研究代表者 |
山名 一成 兵庫県立大学, 大学院工学研究科, 教授
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研究期間 (年度) |
2008
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概要 | DNA 一塩基変異(SNP)の検出は、テーラーメイド医療における基本技術としてきわめて重要である。電気化学的SNP 検出法は、簡便で安価な実用的手法になりうるので、国内外で活発な研究開発が行われている。われわれは、電気化学SNP 検出のためのレドックスレポーターとしてアントラキノン(AQ)に着目し、AQ 修飾DNA を金電極上に固定化したDNA チップを作成した。これらのレドックス修飾DNAチップを用いて、1)ハイブリダイゼーション法と2)DNA鎖交換法を基盤とした電気化学SNP 検出の基礎技術を開発してきた。ここでは、PCR 増幅したDNAを検出対象にした試験研究を中心に行い、これらSNPセンサーの実用性を確認する。
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