ガン細胞の増殖を抑制する高テロメラーゼ阻害活性物質の開発
研究代表者 |
大須賀 秀次 和歌山大学, システム工学部, 准教授
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研究期間 (年度) |
2008
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概要 | DNA末端に存在するテロメアやテロメアを延長する酵素のテロメラーゼは、細胞の老化や不死化で重要な役割を担っており、ガン化にも密接に関連していると考えられている。ヒトテロメア配列のGカルテットの複合体を安定化する小分子はテロメラーゼの作用を阻害するため、副作用の少ない抗ガン剤への応用が期待される。本研究では、らせん構造を持つらせん型化合物ヘテロヘリセンから、高いテロメラーゼ阻害活性を持つ新規誘導体を合成する事を目的とする。
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