ドメイン干渉を利用した遺伝子の機能発現抑制法の可能性試験
研究代表者 |
藤原 伸介 関西学院大学, 理工学部, 教授
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研究期間 (年度) |
2008
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概要 | 本研究は遺伝子の機能発現をタンパク質のフォールディング段階で抑制する技術の開発を目指す。従来のRNA干渉法やアンチセンス法とは異なり、タンパク質のフォールディング干渉を利用した抑制法が可能であるかを検証する。ドメイン構造の明確なモデル酵素を利用し、これを標的として部分ドメインを共発現させ、標的酵素分子の機能消失が可能であるかを調べる。また、in vitroでの実験を通じて干渉作用に必要な条件を導き、最終的には、特異的に遺伝子の機能発現を抑制する技術の一般化を目指したい。
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