研究代表者 |
諏訪 雅頼 大阪大学, 大学院理学研究科, 助手
|
研究期間 (年度) |
2008
|
概要 | 現在、タンパク質やDNA、nm~umサイズの微粒子については計測手法が限られており未だ分析が困難な状況にある。例えば従来の質量分析法では分子量が数十万を超えるものについてはイオン化により破壊され、その測定が不可能である。本研究では、駆動力に磁気力を用いる事で、イオン化が不要で、磁化率の測定も可能な、完全非破壊質量測定法を開発する事を最終的な目標とする。本研究課題では、磁化率と質量を同時に取得する磁気質量分析法の分析対象をnmサイズにまで拡張する。また種々の顕微分光法と組み合わせ、より多くの分子情報が得られる計測法を構築する。
|