マグネシウムとチタンの長所を活かした次世代型軽金属材料の開発
研究代表者 |
井上 博史 大阪府立大学, 大学院工学研究科, 助教授
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研究期間 (年度) |
2008
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概要 | 低密度・高比強度のMg合金は様々な産業への応用が期待されているが、耐食性に乏しく、高温での成形加工が必要である。代表研究者はこれまで、AZ31Mg合金表面に軽量で耐食性・意匠性の良好なTiを圧延接合したAZ31Mg/Tiクラッド板を開発し、AZ31Mg単板よりも優れた成形性を見出してきた。クラッド板の特徴をさらに活かすには、成形性に劣る高強度Mg合金への適用が有効である。本課題では種々のMg合金におけるTiの最適な圧延接合条件や熱処理条件を検討するとともに、比較的低温で高速成形が可能な高性能クラッド板の創製を目指す。
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