可逆的可溶化−不溶化が可能なポリスチレン担体の開発
研究代表者 |
下村 修 大阪工業大学, 工学部 応用化学科, 准教授
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研究期間 (年度) |
2008
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概要 | 一般に架橋高分子は、直鎖状高分子に比べると耐熱性や耐薬品性に優れる。この性質を利用し、有機合成用の担体として架橋ポリスチレンが多用されている。しかし溶液系の分析手法を用いることができないため反応のモニタリングが難しく利用の障壁となっている。そこで架橋高分子の架橋部に開裂-再結合可能な構造を導入することにより、可溶化―不溶化をコントロールできる架橋高分子を合成し、その詳細な性質を検討する。
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