熱帯性植物油脂をバイオディーゼルに変換する酵素法の開発
研究代表者 |
渡辺 嘉 大阪市立工業研究所, 生物・生活材料, 研究主任
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研究期間 (年度) |
2008
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概要 | 安価で大量供給が可能な熱帯性植物油脂は本格的なバイオディーゼル燃料(BDF)の導入に適した原料と期待される。一方、BDFの変換には、従来のアルカリ法より環境に優しく、副産物であるグリセリンの再利用も容易な酵素法の適用が好ましい。しかし、実用化に際しては高い反応率が達成されることや製造コストの削減も求められる。本研究は熱帯性植物油脂をBDFに変換する実用化可能な酵素法の確立を目指す。
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