メタボローム解析を用いた農薬およびその代謝物の高感度測定系の確立
研究代表者 |
平井 みどり 神戸大学, 医学部附属病院, 教授
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研究期間 (年度) |
2008
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概要 | 近年、加工食品における農薬の混入が問題視されている。これらは長期間の摂取により健康に重大な被害を与える可能性があるが、少量の場合では原因物質を特定することは困難である。漢方薬や医薬品、いわゆる健康食品などは原材料として植物を使用しており、残留農薬の影響が懸念されている。そこで申請者は質量分析総合センターと協力し、代謝物を含めた農薬の高感度な測定系(メタボローム解析)を構築すると共に、生体からの検出系の構築を行う。構築した技術を用い、安全な医薬品開発への貢献を目指す。
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