研究代表者 |
舘 秀樹 大阪府立産業技術総合研究所, 化学環境部化学材料系, 研究員
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研究期間 (年度) |
2008
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概要 | 現在、市販されている刺激応答性易剥離粘着剤は、硬化剤を用いて系全体を硬化させる方法が主流である。この方法では刺激応答性に乏しく剥離不良が問題となっている。研究代表者はこれまでに、粘着成分そのものが架橋反応に関与する粘着剤と潜在性化合物とを組み合わせ、新規な刺激応答性易剥離粘着剤の開発を行っている。本提案で粘着剤の最適化及び評価試験を行うことで、刺激応答性(30秒以内)と粘着コントラスト(刺激応答後の粘着力0.2N以下)に優れた刺激応答性易剥離粘着剤の開発を目指す。
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