ペプチドメタボロミクスによる大腸がんバイオマーカーの確立とその臨床応用
研究代表者 |
吉田 優 神戸大学, 医学部附属医学医療国際交流センター難治性疾患病態解析分野, 助教
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研究期間 (年度) |
2008
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概要 | 病態時の細胞では、疾患関連タンパク質の細胞外への分泌、あるいはプロテアーゼによる分解により代謝・分解された新たなペプチド産物が生成される。しかし、そのペプチド産物を網羅的、かつ包括的に解析した研究は十分に成果を達成していない。今回我々は高感度液体クロマトグラフィーと質量分析計とを組み合わせた複合解析システムを用いて、大腸がん特異的ペプチド性代謝産物を同定することで、新たな大腸がん特異的バイオマーカーを見出し、さらにその臨床応用を目指す。
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