微小病巣の早期検出を目指した新規MRI造影剤の開発
研究代表者 |
向 洋平 大阪大学, 大学院薬学研究科, 特任助教
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研究期間 (年度) |
2008
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概要 | 本申請課題は、独自の金磁性ナノ粒子を応用することで、腫瘍の種類を問わず微小病巣をも造影可能な、新規MRI腫瘍造影剤の開発を目指すものである。粒子径の異なるコア構造を有する独自の金磁性ナノ粒子を基礎材料とし、その表面をポリエチレングリコール(PEG)で修飾したPEG化金磁性ナノ粒子の粒子設計を行う。本検討を通じ、SPIOの肝臓集積という問題を回避し、腫瘍への受動的ターゲティングを効率的に達成可能な最適分子を選択することで、将来的には腫瘍の種類を問わず微小病巣を造影可能な新規MRI造影剤の設計を目指す。
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