自己励起蛍光タンパク質(BAF)を利用した新規発光分析試薬の開発
研究代表者 |
星野 英人 産業技術総合研究所, セルエンジニアリング研究部門, 研究員
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研究期間 (年度) |
2008
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概要 | 本課題は、外部励起光源に依存しない自己励起蛍光タンパク質(BAF)に基盤を置く新技術である。従来の蛍光法と比較し、検出装置が簡便・安価であることと、バックグラウンドが零であり、本技術は極めて高感度の優れたシーズである。本来のBAF発光を抑制する特殊なタンパク質をBAFに組み込むことができれば、BAFとの結合切断時にのみBAF本来の発光が得られ、その結合部位の切断に特異的な特定プロテアーゼを有するウィルスや細菌等の高感度検出法としても応用が可能である。
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