研究代表者 |
粟津 邦男 大阪大学, 大学院工学研究科, 教授
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研究期間 (年度) |
2008
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概要 | 早期消化管癌の低侵襲な治療法として内視鏡治療が行われている。その中でも病変部を電気メスで切除する内視鏡的粘膜下層剥離術は、広範囲の病変にも適用可能であり、病変部を回収して病理診断を行うことができるという利点がある。その反面、治療に時間がかかることや熟練が必要で出血や穿孔のリスクがあるという難点がある。本試験では赤外線レーザーを用い、正常組織を傷つけずに早期胃癌病変部のみを選択的に切除することが可能な、安全かつ高効率な治療法の開発を行う。
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