髄液中L−PGDSの機能解析によるアルツハイマー病の診断法の開発
研究代表者 |
松本 佳乃 大阪バイオサイエンス研究所, 分子行動生物学部門, テクニカルスタッフ
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研究期間 (年度) |
2008
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概要 | アルツハイマー病では脳内でのアミロイドベータ(Aβ)の凝集、沈着が主要な病因である。申請者らは、髄液中の主要な蛋白である、リポカリン型プロスタグランジンD子合成酵素(L-PGDS)がAβに結合し、その凝集を抑制することをすでに報告している。そこで、本研究は、アルツハイマー病患者と健常人の髄液において、L-PGDSの性質を等電点二次元電気泳動法を用いて比較、検討し、アルツハイマー病の新規診断法の開発を目的とする。
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