大腸経由で肝臓機能を亢進させる食品成分(ポリエステル)の開発
研究代表者 |
牛田 一成 京都府立大学, 大学院農学研究科, 教授
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研究期間 (年度) |
2008
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概要 | メタボリックシンドロームや高脂血症・脳卒中の予防は、大きな社会問題であり、有効な対策が求められている。本研究者らは、食品全般に含まれる微量成分(ポリエステル)が、大腸機能に直接生理作用を及ぼすに止まらず、代謝や物質生産などの肝臓の機能も亢進すること、そしてその変化は脳神経系や腎臓など他の器官にまで及ぶことを動物実験で見つけた。これらの基礎研究の成果を基に、食品に含まれる微量成分の肝臓から始まる多器官に及ぶ作用とその機構を解明する研究を進め、上述疾患の予防に実用化する。のみならず、器官ネットワークと健康の関係の解明を深める。
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