(-)-Standishinalの不斉全合を基盤とした新規アロマターゼ阻害薬の開発
研究代表者 |
野出 學 京都薬科大学, 薬品製造学分野, 教授
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研究期間 (年度) |
2008
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概要 | (-)-standishinalはアロマターゼ阻害活性を有しており、閉経後の乳癌治療薬として注目されている。近年、申請者は不斉Heck反応を用いたstandishinalの基本骨格である4a-methyltetrahydrofluorene骨格の構築法を開発している。そこで、本研究では本不斉Heck反応を鍵反応に用いstandishinal及びその類縁体を種々合成し、新規なアロマターゼ阻害薬の開発を行う。
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