研究代表者 |
八田 一 京都女子大学, 家政学部食物栄養学科, 教授
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研究期間 (年度) |
2008
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概要 | 近年の細菌性食中毒患者、年間約1万人の内、ほぼ半数が鶏肉と鶏卵に由来するカンピロバクターとサルモネラ菌が原因である。両病原菌に対し、有機酸Ca が抗菌性を有することを応用し、本試験では、有機酸Ca配合貝殻溶解サトウキビ醸造酢(抗菌性飲料)をブロイラーへ投与する。そして、鶏の各成長段階で腸内細菌のカンピロバクターやサルモネラ菌等の消長を生菌数や16SrDNA 量から解析し、抗生物質や合成抗菌剤を必要としない無薬飼育の可能性を検討する。
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