腫瘍組織に浸透可能な細胞間隙透過型siRNAキャリアーの開発
研究代表者 |
小暮 健太朗 京都薬科大学, 薬学部, 教授
|
研究期間 (年度) |
2008
|
概要 | siRNA は、mRNA を特異的に切断することによって目的とする遺伝子の制御を行うことができる(RNAi)ため、ガンの治療薬として期待されている機能性核酸医薬品である。しかし、腫瘍組織内奥までsiRNA を送達する必要があり、実用化には至っていない。本研究では、申請者が培ってきたsiRNA デリバリー技術を駆使して、多層細胞組織である腫瘍組織内奥にまでsiRNA を効率的に送達可能なデリバリーシステムの開発を目指す。
|