研究代表者 |
木村 泰子 京都府立茶業研究所, 化学担当, 主任
|
研究期間 (年度) |
2008
|
概要 | 京都府特産である遮光栽培茶(玉露・碾茶)は、その遮光資材により品質が大きく異なり、中でも茶の旨味成分であるテアニン濃度に違いがある。現在遮光資材の主流である「黒色化学繊維」により得られる茶のテアニン濃度は、伝統的な「本簀」(天然資材である葭簀、藁を用いた遮光方法)に及ばない。そこで「本簀」「黒色化学繊維」両遮光内の光環境とテアニン、カテキン等品質関連成分、その代謝・生合成との関連を明らかにし、テアニンが高濃度である遮光栽培茶を生み出す「本簀」の特性を明確にする。
|