イルカの抵抗低減機構の解明とスポーツ用ゴーグルへの応用
研究代表者 |
萩原 良道 京都工芸繊維大学, 大学院工芸科学研究科, 教授
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研究期間 (年度) |
2008
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概要 | イルカが高速で泳ぐときに、腹部の表皮に浅いしわができる。イルカの泳ぎから、しわのある柔軟な表皮では、摩擦抵抗も圧力抵抗も意外に増えないと考えられるが、実証されていない。そこで、イルカの表皮を模擬する、わずかに変形した柔らかい板を水流中に置き、摩擦抵抗と圧力抵抗を計測して、しわと抵抗の関係を得る。その結果をもとに、一部をわずかに変形させたスポーツ用ゴーグルを試作し、水流中に置いて同様の測定を行う。
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