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光学異性体の分離性能を10倍以上に向上するHPLC用分離媒体の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 地域事業 地域イノベーション創出総合支援事業 シーズ発掘試験

研究代表者

池上 亨  京都工芸繊維大学, 大学院工芸科学研究科, 准教授

研究期間 (年度) 2008
概要本課題の目的は従来の光学分割用HPLC の分離性能を遥かに上回る分離を提供する媒体(カラム)の作出にある。現在用いられている粒子充填型カラムの分離性能は、理論段数で評価すると最大3万程度であり、多くは1 万段以下である。本課題で使用するシリカモノリスは、空隙が大きく、液体の輸送効率が高い担体である。このカラム長を10 メートル程度とし,光学分割の識別部位として修飾した分離系を作成することで、理論段数30 万段の発生を可能にし、現行のHPLC による光学分割の分離性能を10 倍以上に高めることが目標である。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-25   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2023-01-10  

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